近年、ドラムセットに使われるパーツのラインナップは増加傾向にあります。
今回はそんな中から、実際に私が使っているハイハットクラッチをご紹介します!
※個人的な感想を元に書いています。ご購入の際には楽器店等で実際にお試しになることをお勧めします。
Pearl 【HCL-205QR】
現在私が使っている製品がこちら!
PearlのHCL-205QRです!
まずなんと言っても色がカッコいい!!w
それは冗談としてw 製品の特徴を一つずつ紹介していきます。
便利なワンタッチ構造
HCL-205QRは従来のハイハットクラッチとことなり、ワンタッチでハイハットトップを取り付けることができます。
また、ネジ式ではないため、演奏中に緩むことがなく安心して使用することができます。
更に画像の矢印部分に付いている六角を締めることで、ハイハットの締め具合が変わらないようにロックできます。
この構造がHCL-205QRの最大の特徴であり、数あるハイハットクラッチの中からHCL-205QRを選ぶメリットだと思います。
演奏中のトラブルは、少ないに越したことはありません。
HCL-205QRは、“そもそもトラブルが起きにくい構造になっている”ので、私は迷わず手に取りました。
また、シャフトへの固定もより強固なパーツが使われているため、こちらも緩む心配をせずに使用できます。
HCLシリーズの別モデル
HCLシリーズのハイハットクラッチには他に2モデルありますので、そちらもご紹介していきます!
HCL-105QR
HCL-105QRは、ワンタッチ構造は205QRと同じですが、シャフトへの固定がオーソドックスな仕様になっているモデルです。
便利さは205QRと変わりませんので、シャフトへの固定に特にこだわりがなければ105QRでも良いと思います。
私は長年使用してシャフトへの固定力が弱まってきたこと(別メーカーのパーツですが)がきっかけでHCLシリーズを手に取っているので、迷わず205QRを手に取りました。
HCL-205DQR
HCL-205DQRは205QRと基本構造はほとんど同じですが、1つ機能が追加されています。
画像の矢印部分を押す又は叩くことでハイハットパーツが上部と下部に分離させることができます。
この機能は、主にツインペダルまたはツーバスを演奏中に使うものです。
ハイハットをオープンにした状態のまま、矢印部分のバーを横からスティックで叩くと、下部のパーツと一緒にハイハットトップが落下し、ハイハットペダルから足を離していてもクローズ状態にすることができます。
また、ハイハットペダルをしっかり踏むと分離していたパーツが一体化し、元の状態に戻ります。
かなり便利な機能ですが、万能ではないことも覚えておく必要があります。
まず、パーツを分離できる構造になっているため、ある程度トップとボトムの開き具合が限られてきます。
具体的に言うと、あまり開かないで使用すると、パーツがうまく分離できなくなります。
また、うまく分離できたとしても、トップのシンバルの重さだけで落ちている状態なので、タイトなサウンドを出すことはできません。
しかし、上記2点を差し引いても、大変便利ではあると思いますので、検討の余地はあると思います!
まとめ
いかがでしたか?
今回は私が実際に使用しているハイハットクラッチのご紹介でした!
同じHCLシリーズでも3種類ありますので、どれか一つでも手に取ってみるきっかけになれれば幸いです。
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