国内唯一のドラムヘッドメーカーとして知られるアサプラヘッド。
今ではそのラインナップも数多く存在します。
今回は、そんなアサプラ様のエンドーサーとして5年以上製品を使い続けた私のおすすめ第2弾です。
第1弾はこちら!
品番の見方
現在、アサプラ様の製品ラインナップは数多く存在します。
同じシリーズでも細分化されているため、品番の見方をご紹介します。
①シリーズ品番(ST、PE、S2など)
②基本未明記。Lightなど、特別な品番にのみ明記されます。
③厚み(250/標準、300、000、01等)
④加工、フィルムの種類です。(※C、CD、SWC、T等)
※Cはコーテッド、CDhaコーテッド+ドット、SWCはホワイトフィルム、Tはコーテッドなしのクリア
⑤サイズ(インチ表記)
つまり、図の品番は
STシリーズのLightで、250の厚み、コーテッドの14インチという意味です。
今回ご紹介するシリーズでも例を挙げてみます。
TE-01C14
これは、SLヘッドで01の厚み、コーテッドの14インチという意味です。
では、いよいよおすすめのご紹介です。
SLシリーズ
今ではドラムヘッドの定番となっているプラスチックフィルムを一切使用せず、アサプラ様の独自技術によるアラミド繊維を使用したヘッドです。
この製品の登場が、アサプラ様の革新性のスタートとなりました。
ローピッチでは、暖かみがあり太いサウンドからハイピッチのタイトなサウンドまで、使用する楽器のサウンドをさらに磨いてくれます。
また、アラミド繊維は鉄の5倍の耐久性を持ち、従来のヘッドよりも長く使用することができます。
プラヘッド、本皮、そしてアラミド繊維と、ドラムヘッドの新たな定番品として、今では日本だけでなく、世界中のプレイヤーに愛されています。
素材:アラミド繊維
厚み:000/00/01:標準/02(薄⇆厚)
仕上げ:ホワイトコーティング/カラーバリエーション/クリアコーティング
厚みの選び方とおすすめ
スネア
他のヘッドと同様、まずはアサプラ様が標準と定めている厚みをおすすめします。
SLヘッドの場合は01です。
タイトで抜けがよく、あらゆるジャンルに対応できます。
01を基準に薄くしていくとよりオープンで繊細になり、厚くするとより太いサウンドになります。
私は、ドラムでは01を使用することが多く、オーケストラや吹奏楽で使う場合は00を使用することが多いです。
以下、個人的な使用感と感想です。
オーケストラで使用する場合は、本革に近いサウンドを作るために使用することが多いため、01よりオープンな響きが作りやすい00を選んでいます。
また、タッチも本皮に近いものがあります。
私が好んで使う、深胴やワイヤーの響き選との相性もよく、重宝しています。
ドラムで使用する場合は、ファイバーグラスなど、低音にフォーカスしたサウンドを持っているシェルに特におすすめです。
SLヘッドの持つ太くまとまりのあるサウンドが太鼓のキャラクターをより後押ししてくれると思います。
大太鼓(コンサートバスドラム)
SLシリーズは、コンサートバスドラム用のラインナップがあります。
厚みは1種類ですが、サイズは32、36があります。
プロのオーケストラでも使用されており、豊かな広がりとダイナミックレンジの許容性が高くおすすめです。
カラーバリエーション
通常のホワイトに加えて15種類あります。
レッド、ブルー、ピンク、ブラック、イエロー、ミカン、エンジ、グリーン、パープル、オレンジ、ライト・グリーン、カーキ・グリーン、ネイビー、スカイ・ブルー、ピーチ
ご使用のスネアに合わせてヘッドの色も選べるのも特徴の一つです。
まとめ
いかがでしたか?
今回はアサプラ様の革新性の代名詞でもあるSLシリーズをご紹介いたしました。
もちろん、おすすめできる製品は他にも沢山あります。
今後もこのブログで製品のご紹介をさせていただこうと思っています。
この記事が、アサプラ様の製品を手に取るきっかけになれたらと思います。
製品紹介第1弾の記事
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