はじめに
楽器改造を行う際に、オイル塗料やステイン塗装、ラッカースプレーなどを使用していたところ、塗装がとにかく楽しい!
今よりコンスタントに塗装を行えないかと考え、プラモデルを始めました!
最初は缶スプレーで行なっていて、それでも十分楽しかったのですが、調色やより薄い塗膜に憧れてエアブラシ塗装を始めました。
スプレー塗装もエアブラシ塗装も屋外で行なっていましたが、これでは天候に左右されます。
この記事を書いている現在は12月。風が強い日も増えました。
そこで思い切って塗装ブースを購入。
これで、天候に左右されることなく楽しく塗装できるようになりました!
今日は、そんな私が実際に使用しているエアブラシセットや塗装ブースをご紹介します!


エアブラシセット
模型用エアブラシといえば、タミヤさんやクレオスさんなど大手メーカーが多数製造しておりますが、初心者にはちょっと手が出せない高価な物が多いイメージですね。
さらに一口にエアブラシと言ってもハンドピースやエアホース、コンプレッサーなど、関連商品がありすぎてちょっと難しいです。
そこで、初心者の私はまず全てがセットになっているものを購入することにしました。
これならエアブラシ塗装を始める上で必要な物は全て入っていますので、安心して始めることができます。
そこで私が手に取ってみたエアブラシセットがこちらです!
こちらのセットを選んだ大きな理由は、Youtubeで多くの方に紹介されているからです!
ここ数年の間にYoutubeで情報発信される方がかなり多くなり、プラモデル塗装ももちろんたくさんいます。
多数紹介されているメーカーの中でもaurochsさんの製品を取り上げている方は多く、また好評でした。
そこで、自分も使ってみようとなったわけです。
実際にこちらの動画で使用しています。
使ってみた最初の感想としては、まず何より静かです!
コンプレッサーといえば音もかなり大きいイメージですが、これは本当に静かです!
また、エアブラシ塗装を始める上で必要なものは揃っています。
では詳しいセット内容と、各製品のスペックを詳しくみてみましょう。


AERO CROSS 『Quiet』の詳細
セット内容
- ハンドピース
- エアフィルター
- エアブラシスタンド
- コンプレッサー
- ブレイドタイプエアホース
- ACアダプター
です!
ハンドピース詳細
- クラウンタイプ
- 口径:0.3mm
- ダブルアクションタイプ
- エアホース規格1/8S
- カップサイズ9cc
0.3mmは初心者にも扱いやすい最もオーソドックスなもののようで、実際扱いやすかったです。
扱いに慣れればベース塗装はもちろん、グラデーションなども可能なようです。
また分解図もついており、パーツのみの注文も可能なようです。
コンプレッサー詳細
あまりにも静かなコンプレッサーですが、その音圧はなんと」25db!!
これは人の囁き声と同じレベルですので、室内でも安心して使用できます。
- 電圧12V
- 騒音レベル25db
- 作業空気圧3段階調節
なんといっても静かなことがこの製品の売りだと思いますが、作業空気圧の3段階調節もかなり良い機能です。
具体的には
- 弱:0.065Mpa
- 中:0.074Mpa
- 強:0.085Mpa
です。
この具体的な数字に対しては自分はよくわかりませんでしたが、ご紹介されていた方曰く、塗装するには充分なのだそうです。
ちなみに私は常に強にしてエアブラシ側で調節しています。
その他付属品
- エアフィルター
- エアブラシスタンド
エアフィルターは、雨のなど湿気が多い時に使用します。
空気中に含まれる水分がハンドピース内に入ってしまうと、吹き出し口から水が出てしまいます。
これを防ぐのがエアフィルターですが、私はハンドピースの持ち手にちょうどいいので常につけて使用しています。
エアブラシスタンドはコンプレッサーの上につける簡易的なものですが、あると大変便利です。
まとめ
とにかく音が静かで、最もオーソドックスな製品がセットになっています。
また、エアホースの規格が一般的なものなので、ハンドピースのみ買い替えて使用することも可能です。
私は、このAERO CROSS『quiet』で塗装の腕を磨き、自分の好みがはっきりと出てきたところでより高価なハンドピースやコンプレッサーを手にしてみようと思っています。



塗装ブース
おすすめの製品Dual PB,DFPB01
エアブラシセットと電源があれば外で(ベランダ等)でも塗装は可能です。
しかし、天候に左右されやすく、また準備も大変です。
そこでおすすめなのが、塗装ブースです!
コンパクトで持ち運びに便利な物から、大きく本格的なものまでかず多くありますが、選ぶときのポイントがいくつかありますので、ご紹介します。
- 製品そのものの大きさ
- ファンの数
- 排気口の方向
個人的にはファンの数は2基以上、製品そのものの大きさと排気口の方向は使用環境で選ばれることをおすすめします。
そちらを踏まえた上で、まずおすすめなのがこちらの製品です!

こちらは比較的コンパクトサイズで、ファンが2基搭載され、排気口の向きは後ろです。
私は屋根裏部屋で塗装を行うため、省スペースで持ち運びしやすいタイプを選びました。

サイズはコンパクトですが、ファンが2基搭載されているため排気量に問題はありません。
また、排気口が塗装スペースの後ろで、しかも塗装ブースより低い位置にあるため、排気口の方向は後ろの方が都合が良かったのです。
窓と排気ホースの接続にはプラダンとベニヤ板を使って差し込み口を作りましたw

これにより塗装ちゅうも虫や風が入ってきにくくなります。
スペースや排気口の方向次第ですが、ファンだけは2基以上がおすすめです。
2基ついていればエアブラシだけでなくスプレー塗装も可能な場合が多いのでおすすめです。
上記の製品よりも大きく、また排気口が上むきについている製品がありますのでご紹介します!

製品自体の大きさはDual PBよりかなり大きくなりますが、排気口が上向についているため奥行きをあまり取らず、人気の製品のようです。ファンは2基ついていますので、排気量の問題はないかと思います。
塗装ブース導入の注意点
塗装ブース選びにおいては、排気量優先で考えた方が良いため、音はかなり大きいことがあります。
私が使用しているDual PBも風量を最大にするとかなりうるさいです。
しかし、今回ご紹介した製品は二つとも風量を調節できるため、騒音と風量のバランスを選ぶことができます。
どちらの製品も音圧(db)値が見当たらなかったので、ご購入の際にはメーカーへお問い合わせください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
以上が私が実際に使用しているエアブラシ関連製品です。
塗装ブースはスペースや騒音の問題から手が出しにくい方もいらっしゃると思いますが、電源があれば屋外でも塗装は可能ですので、試してみてはいかがでしょうか??(この動画では私も屋外で塗装しています。)




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