2019年末より続くコロナ禍で人口が増加したライブ配信者や動画配信者。今ではそのプラットホームも数多く存在します。
私も17LIVEで演奏や料理の動画を配信しています。
今回は、17LIVE認証ライバーとして 1年以上配信を続ける私がおすすめする演奏配信用(ドラム)の機材をご紹介します。
※機材は実際に私が使っているものですので、飽くまでも一例です。機材がありすぎて何を買っていいかわからない方向けにご紹介致します。
全体的な配線図はこちら↓↓
エレドラの場合と、アコースティックの場合
まず、配信に使う楽器が、エレドラなのかアコースティックなのかによって必要な機材が少しことなります。
エレドラの場合
下記の画像の赤部分の配線です。
エレドラの場合は楽器自体に外部出力機能がついているものがほとんどです。
機種によっては外部出力機能がないものもあるかもしれませんので、エレドラで配信を行う場合は、まずそれを確認しておきましょう。
外部出力機能がついている場合、多くの機種が音源モジュールにOUT PUTと書かれたジャックがあるはずです。
そのジャックの種類に合わせてケーブルが必要になります。
ちなみに私は使用しているエレドラはRolandのTD-50で、配線はXLRケーブル2本(ステレオ出力)で行なっています。
アコースティックの場合
下記の画像の赤部分の配線です。
まず、楽器から出ている音を拾ってミキサーに流すための機材が必要になります。
もちろん、他チャンネルミキサーと数本のマイクを使用するのが一番ですが、それでは費用がかかりすぎてしまいます。
そこでおすすめなのが以前にもご紹介した、YAMAHAのEAD-10です。
これが一台あればドラムセット全ての音を拾うことができ、出力も2チャンネルで済みます。
ミキサーへの接続はモノラルケーブル 2本で行っています。
まとめ
エレドラの場合
- 外部出力機能がついていること
- OUT PUTジャックに合わせたケーブル(2チャンネル)
アコースティックの場合
- EAD-10が必要
- モノラルケーブル2本
ちなみに私は、エレドラはRolandのTD-50を使用しているため、使っているケーブルはXLRオス-メスケーブルを使っています。
アコースティックの場合はEAD-10とモノラルケーブル2本です。
必要な機材
先に配信に必要な機材と配線図をまとめておきます。
※iPadやiphoneを使用する場合、用途に応じてライトニングケーブルやUSBタイプCへのコネクタが必要になります。ご注意ください。
- ドラム(エレドラまたはアコースティック):EAD-10(アコースティックの場合)
- ミキサー:Bheringer XENYX1002
- マイク(トーク用):audio-technica AT810X
- 配信用端末(iPadまたはiphone等)
- 演奏音源用端末(ipadまたはiPhone等)
- BGM音源用端末(iPhone等)
- オーディオインターフェイス:Solid State Logic SSL2
- イヤフォンまたはヘッドフォン:SHURE SE215-K-A
ミキサー
私が使用しているミキサーは、Behringer(ベリンガー)のXENYX1002です。
画像 1の①〜⑤番にそれぞれ機材を接続していきます。
- ドラム
- マイク
- BGM用音源
- 演奏用音源
- オーディオインターフェイス
音量の調整が細かくできる1、2チャンネルはドラムを接続するのがいいと思いますが、他は自由でいいと思います。
このミキサーは1、2、5、6、9、10が手前側にあり、音量調整がしやすいため、一番音量調整が必要なBGM用音源を5、6に接続しています。
※現在は新品は出回っていないようです。中古のリンクを貼っておきます。
マイク
下記画像の赤部分です。
ドラムは両手両足を使う楽器なので、ハンズフリーのマイクがいいと思います。
私が実際に使ってい流のはaudio-technicaのAT810Xです。
こちらの製品なら、演奏中にコーラスを入れる方も使えます。
各種ケーブル
下記画像の赤部分です。
ここでは演奏用、BGM用音源を繋ぐのに必要なケーブルをご紹介します。
上記のケーブルが二本あればおおよそ問題ありませんが、お使いになる端末に合わせて必要なコネクタを用意しておきましょう。
なぜ音源を分けるのか?
動画でもそうですが、特にLIVE配信の場合は、演奏以外の時間でのBGMは重要です。
トーク際に何も聞こえていないとかなり寂しいのです。
ですので私は、演奏後は演奏用音源を停止し、BGM用音源の音量を上げます。
逆に演奏開始前にはBGM用音源は停止せずに音量だけを小さくしておきます。
こうすることで、演奏とトークをスムーズに切り替えることができます。
そのため、ミキサーのボリュームつまみが操作しやすい場所にBGM用音源を割り当てているのです。
オーディオインターフェイス
下記画像の赤部分です。
各音源をミキサーに入れたら、今度はそれを動画用に出力します。
そのために必要なのがオーディオインターフェイスです。
ここでご紹介するオーディオインターフェイスは、動画配信だけでなく、レコーディングにも使用できるハイクオリティな製品です。
Solids State LogicのSSL 2です。
私が知っている 2チャンネルのオーディオインターフェイスの中では最もクオリティが高く、また便利です。
パソコンとの接続の場合、USB 1本で接続できます。
ipadやiPhoneで使う場合は電源付きのUSBハブが必要になります。
オーディオインターフェイス側はタイプCで、端末側は使用端末に合わせましょう(ライトニングケーブやUSBタイプC)
USBハブの振り分けは下記の画像の通りです。
ミキサーとオーディオインタフェイスの配線はモノラルケーブル2本で行います。
ヘッドフォンまたはイヤフォン
オーディオインタフェイスから配信用端末まで接続ができたら、オーディオインターフェイスのイヤフォンジャックにイヤフォンまたはヘッドフォンを接続して準備完了です。
ここでは私が実際に使っているイヤフォンモニターをご紹介します。
SHUREのSE 215です。
この製品は価格の割にハイクオリティであり、配信以外でも、Liveやレコーディングに最適です。
全ての音を均等に拾い耳に返してくれるので、重宝しています。
スペシャルエディションモデルも存在しますが、全ての音を均等に聴きたいのであれば通常のモデルの方が最適です。
低音をより強く聴きたい方にはスペシャルエディションがいいと思います。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、17ライバーがおすすめする配信用機材でした。
今では配信用の機材も多数ございます。ありすぎで何を使っていいかわからない方向けにご紹介いたしました。
これから機材を揃えてLive配信や動画配信を行いたい方の参考になればと思います。
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