ストロベリーナイト、武士道シックスティーン等で知られる大人気作家の誉田哲也さん。
そんな誉田哲也さんの本を30冊以上読んだ私がおすすめするベスト3をジャンルごとにお伝えしたいと思います!
今回は青春編です。
ミステリー編はこちら
サスペンス編はこちら
ホラー編
第3位【疾風ガール】(シリーズ)
※疾風ガールのみご紹介します。
音楽(バンド)の話です。
主人公柏木夏美は誰もが羨むルックスと音楽の才能に恵まれた19歳のギタリスト
メジャーデビューまで後一歩というところでバンドのボーカル城戸薫が自殺。
多くの謎を残したまま失くなった薫…夏美は、彼の真実を探す旅に出る。
才能に恵まれたが故に直面する問題。才能を羨む人の気持ち。愛するが故の憎しみ。
そんな、人が誰もが抱えている心情がリアルに描写され、読み始めたら最後、目が離せなくなります。
誉田哲也さん特有の【スピード感のある文章】のごとくつけられたタイトル【疾風ガール】の名前に相応しく、誰もが一気に読んでしまう作品です。
第2位【武士道シックスティーン】(シリーズ)
剣道(部活)の話です。
勝ちを信条とし、ただひたすらに剣の道を歩む16歳、磯山香織。
かたや日本舞踊での経験を活かすために剣道を始めた変わり者の西荻早苗。
2人のヒロインは剣道を通じて知り合い、反発し、打ち解け、それぞれの道を模索していきます。
全4巻のうち前半は、部活のこと、剣道のことが中心ですが、次第に2人は剣道を通じて多くのことを学び、人生というテーマに変わっていきます。
勝ち続けること、背負い続けることの重さ。
稽古とは?試合とは?剣道とは?勝ちとは?負けることの意味とは?折れる心とは?
そして、武士道とは?
若い2人を中心に展開され、後半は周囲の人間の心情も描かれていきます。
ちなみに、私は10回くらい読んでます笑
武士道シックスティーンのみ映画化されていますが、これはこれで面白いです。
第1位【世界でいちばん長い写真】
主人公は、本気で打ち込めることがない冴えない男子高校生の宏伸。
写真部でも部長に怒られてばかり。
そんな彼は、ある日祖父の古道具屋で巨大なカメラに出会う。
それは、世界一長い写真が撮れるカメラ。
次第に本気になっていく宏伸。それを見ていた周りの友達も、どんどん彼に惹かれ、協力し合っていく。
これぞ、青春!!笑
上記の他2作はシリーズものですが、これは一冊で完結します。
誉田哲也さん特有のスピード感のある文章、変わっていく主人公の心情に、読んでいるこちらも心を動かされます。
夏休みに読みたい一冊です。
映画化もされてますが、これはこれで楽しめます。
あとがき
いかがでしたか?
今回は、誉田哲也さん本を30冊以上読んだ私がおすすめするベスト3【青春編】でした。
どのシリーズも心が熱くなり、一気に読むことができます。
ランキングをつけましたが、どれもおすすめです。
これを機に、どれか一冊でも手に取っていただけると幸いです。
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