ストロベリーナイト、武士道シックスティーン等で知られる大人気作家の誉田哲也さん。
そんな誉田哲也さんの本を30冊以上読んだ私がおすすめするベスト3をジャンルごとにお伝えしたいと思います!
今回はミステリー編です。
※ネタバレを防ぐため、本編内容にはほとんど触れていません。
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第3位【主よ永遠の休息を】
「少女は何も覚えていない」
若手記者の鶴田は暴力団事務所との接触から、ある誘拐殺人事件の真相を探ることに。
密かに想いを寄せるコンビニ店員。
決して交わることのないはず事柄が交わる時、14年前の悪夢が蘇る。
読み終えた時、この本のタイトルが持つ悲しみに胸が苦しくなります。
第2位【ケモノの城】
警察に保護を求める17歳の少女。その後、傷害容疑で逮捕される少女と同じマンションに住んでいたという女性。
食い違う2人の証言と、1人の男の存在。
マンションの浴室からは大量の血痕。
読めば読むほどに謎は深まり、精神的に追い詰められます。
なのになぜか読むのをやめられない。そんな作品です。
絶対にあり得ないだろうと思いながらも、この日本のどこかではこんなことが起こっているのかもしれないと思ってしまう。そんな小説です。
内容はなんとも形容できないので、是非ご一読ください。
第1位【月光】
美しく優しかった姉がバイクに轢かれ亡くなった。
しかも運転手は同級生だという。
妹の結花は真相を探るべく同じ高校に入学する。
禁断の恋と逃れられない罪と罰。
全ての登場人物が抱える闇を見せられているような作品です。
読み終えた後、ただ救いようのない悲しみに暮れたのを今でも覚えています。
是非ご一読ください。
あとがき
いかがでしたか?
今回は人気作家誉田哲也さんの本を30冊以上読んだ私がおすすめするベスト3【ミステリー編】でした。
その殆どが衝撃的とも言える描写を含む作品ですが、誉田哲也さんの世界観を感じる作品ばかりです。
どれか一冊でもお手に取っていただけると幸いです。
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